広島・マクブルーム「アリガトウ」 31歳誕生日のナイスジョークお立ち台に鯉党もほっこり

[ 2023年4月9日 18:37 ]

セ・リーグ   広島4-2巨人 ( 2023年4月9日    マツダ )

ヒーローインタビューを終え、ガッツポーズをする(左から)マクブルーム、玉村、田中(撮影・平嶋 理子)
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 広島のライアン・マクブルーム内野手(31)が「バット」と「トーク」で広島ファンを盛り上げた。

 この日も「4番・一塁」でスタメン出場すると、3回に3番・秋山が同点適時打を放った直後。1死一、三塁から中犠飛を放ち、これが決勝点となった。

 決勝犠飛についてマクブルームは「ああいう同点の場面、しかも相手がジャイアンツという素晴らしいチームを、自分の打点で負かしたというのは、非常に良い日だったと思います」とお立ち台で喜び、さらにこの日は自身の31歳の誕生日だったことをふられると「広島で誕生日を迎えられたことは最高です」と球場を見渡して感謝。そのうえで「ただ、歳をとってきました」とジョークもまじえて、スタンドを和ませた。さらに、パワーは健在ではないか、と問われると「まだ、眠っていると思いますが、そのうち出てくると思います」と今度もジョークまじりに宣言し、鯉党に笑顔をもたらした。

 同僚のデビッドソンが2戦連発、かつ6試合連続打点と素晴らしい活躍を見せているが、日本では先輩のマクブルームも負けてない。「トーク」と4番らしい「ここぞのバット」で貢献。チームの4連勝を支えた。

 先発した21歳の玉村について「素晴らしい投球だった。守っていてテンポ良く、リズムも良く、守りやすく攻撃に転じるチャンスをつくってくれた」と称えたマクブルームは、最後に「アリガトウ」と日本語で語り、「毎試合、ファンの皆さんが球場に足を運んでくれるように願っています」とさらなる応援を呼び掛けていた。

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