エ軍の兜セレブレーションで「鍬形」ポロリ 製造元の見解「衝撃が加わると…」対処法は?

[ 2023年4月9日 12:47 ]

ア・リーグ   エンゼルス9―5ブルージェイズ ( 2023年4月8日    アナハイム )

<エンゼルス・ブルージェイズ>5回、逆転3ランを放ち鍬形が外れた兜をかぶるトラウト(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの兜セレブレーションでアクシデントが発生した。

 3-5の5回、先頭のレンヒーフォが本塁打を放ち、ウキウキ顔でかぶったが、手が兜の角のような装飾「鍬形」の部分に当たって右の鍬形が外れた。

 その後、トラウトも本塁打。トラウトが兜をかぶる際には鍬形は戻っていたものの、かぶるとすぐに右の鍬形がポロリと落ちた。

 前日の本拠開幕戦から、日本の家庭で端午の節句に飾られる「兜(カブト)」をかぶる新“儀式”がスタート。製造したのは甲冑工房丸武産業(本社:鹿児島県薩摩川内市)で、兜や胴や小手など一式では77万円(税込み)だが、兜のみは33万円(同)となっている。

 丸武産業の担当者によると、鍬形は取り外しが可能で鍬形台に差し込む。「映像を見ましたが、折れたのではなく外れたのだと思います。鍬形は抜けやすくはなっており、兜を振ったり兜に衝撃が加わると落ちてしまいます」とし、日本での祭りなどで使用する際には「テープを巻いたりしている方もいらっしゃいますね」と説明。8回のレンフローの本塁打では兜は直っていた。

 ちなみに前日は鍬形が逆についていたが、この日は修正されている。試合は9―5でエンゼルスが本拠地初勝利を挙げた。

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