Rソックス・吉田正尚 無安打も3四球選び、チームの連勝に貢献

[ 2023年4月9日 07:51 ]

ア・リーグ   レッドソックス14―5タイガース ( 2023年4月9日    デトロイト )

5回第3打席での吉田。四球で出塁(AP)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が8日(日本時間9日)、敵地コメリカ・パークでのタイガース戦に「4番・DH」で先発出場。2打数無安打ながら、確実に3四球を選び、チームの連勝に貢献した。

 2回の先頭打者として打席に入り、レイズ先発・ウエンツから四球で出塁。確実にボールを見極めて、この回大量6得点の起点となった。2番手右腕・ヒルとの対戦となった3回も先頭打者として四球を選び、次打者・デュバルの2ランにつなげた。

 9回先頭で迎えた第5打席は内野手のマッキンストリーと対戦、2-2から82マイル(約131・9キロ)のチェンジアップを打って一ゴロだった。打率は・233、出塁率は・378。試合はレッドソックスが14-5で大勝した。

 吉田は3日(日本時間4日)のパイレーツ戦で、メジャー16打席目で初本塁打をマーク。高さ11.3メートルの巨壁、フェンウェイ・パークの名物「グリーンモンスター」を軽々と超える衝撃的な一発となった。

 本塁打以降は12打席連続無安打だったが、6日(同7日)のタイガース戦で4戦ぶりのマルチ安打をマーク。実力と、高い修正力を示していた。さらにこの日はボールを見極める高い能力も披露。本塁打や安打だけではない。持ち味を出し尽くして勝利に貢献していく。

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