亡命騒動の中日・ロドリゲス、ドミニカ共和国で練習中？　海外記者が動画投稿　加藤球団代表「連絡ない」

音信不通の中日・ロドリゲス

　WBCにキューバ代表として出場し、その後、亡命疑惑が浮上した中日のジャリエル・ロドリゲス投手（26）が、ドミニカ共和国でメジャーリーグ挑戦に向けて練習していると、米国のフランシス・ロメロ記者がツイッターで報じた。

　3月28日に亡命を報じた同記者は、日本時間の9日にロドリゲスがジムでトレーニングしている動画をツイッターに投稿。スペイン語で「WBCのキューバのエースは、すでにドミニカ共和国でトレーニングをしています。ジャリエル・ロドリゲスは近い将来、メジャーに挑戦しようとしています」と書き込んだ。

　9日のDeNA戦前に横浜スタジアムで取材に応じた中日・加藤宏幸球団代表は「どこの、いつの映像かもわからないから」と前置きしながら、ロドリゲス側からの連絡は「ないです」と話し、音信不通の状態が続いている。球団は2年契約を締結済みで「現段階では何もない。（支配下登録上限の）70人の中の一人という解釈です」と、現状はリリースする考えはないことを強調した。