法大プロ注目左腕・尾崎「お父さんが凄いので意識した」慶大・清原斬りで快幕 自己最速更新150キロ

[ 2023年4月9日 04:30 ]

東京六大学野球 第1週第1日   法大10-0慶大 ( 2023年4月8日    神宮 )

<慶大・法大>7回無失点に抑えた法大先発の尾崎(撮影・大城 有生希)
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 春季リーグが開幕し、1回戦2試合が行われた。法大のプロ注目左腕・尾崎完太投手(4年)は先発して7回3安打無失点。自己最速の150キロをマークした直球を軸に好投し、慶大に圧勝した。3季連続優勝を狙う明大は延長10回の末、東大にサヨナラ勝ち。今秋ドラフト候補の主将・上田希由翔(きゅうと)内野手(4年)が決勝のホームを踏んだ。

 法大のエース左腕・尾崎が真っ向勝負でねじ伏せた。2回2死で慶大の長距離砲・清原との初対決を迎えると、「お父さんが凄いので意識した。“打たれたら仕方ない”と、気持ちで投げました」とギアチェンジ。自己最速を1キロ更新する150キロ直球で一飛に仕留めると、5回の第2打席では緩いカーブで空振り三振を奪った。

 一冬越えて一皮むけた。直球は常時140キロ台中盤を計測。オフ期間に習得した鋭く変化するカットボールもさえ渡った。リリースポイントの修正により、制球力も向上し1四球。「秋から冬にかけて制球が課題点だった。よかったです」と手応えをにじませると、視察したソフトバンク・宮田善久関東統括スカウトは「成長しています。真っすぐのアベレージも上がり、カーブも良い」と評した。

 頼れる背番号1に、加藤重雄監督は「顔つきが変わってきた」と成長を認めた。リーグ戦通算4勝目。尾崎は「プロを目指して頑張ります」と、夢の実現に向け上々の第一歩を踏み出した。(柳内 遼平)

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