阪神・湯浅　冷静に村神様斬りで甲子園初セーブ「本当にいろいろ考えながら変な感覚もなく向かっていけた」

セ・リーグ   阪神1―0ヤクルト （ 2023年4月8日    甲子園 ）

＜神・ヤ＞1点を守り切った湯浅（右）をねぎらう石井（撮影・北條　貴史）
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　阪神の守護神・湯浅が甲子園初セーブを挙げた。1点差でヤクルトの強力クリーンアップと対峙（たいじ）し、WBCで同僚だった山田に四球。それでも同じくチームメートだった4番・村上をフォークで二ゴロに仕留めた。

　「テツさん（山田）の時に投げていて自分の中でも（感覚的に）おかしくて、ムネ（村上）からクイックになってしっかり修正して投げられた」

　後続のオスナ、内山も打ち取り今季3セーブ目。侍ジャパン対決には「余裕あれば1回くらい真っすぐで勝負したい」としながらも「あの場面は本当にいろいろ考えながら、変な感覚もなく向かっていけた」と冷静だった。同学年の村神様にはこれで通算4打数無安打（1四球）とし、ヤクルト戦は昨季から12戦無失点。石井との独立リーグ出身リレーも決まり「ゼロでつないできてくれたのを、自分が壊すわけにはいかないので」と力を込めた。