【甲子園】九州学院・村上慶太の甲子園初打席は敵失で出塁 ヤクルト・村上宗隆の弟 打線は初回に5得点

[ 2022年8月13日 10:46 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   九州学院ー帝京五 ( 2022年8月13日    甲子園 )

<九州学院・帝京五>試合前スタンドにあいさつし、ベンチに戻る九州学院・村上慶(撮影・藤山 由理)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)の弟で九州学院の村上慶太(3年)が甲子園デビュー。「4番・一塁」でスタメンに名を連ねた。

 初回、3連打で同点に追いつきなおも無死一、二塁で強烈なゴロを放つと、二塁手が打球をはじき敵失で出塁。好機を拡大した。その後、渡辺拓馬(2年)、直江新(2年)の連続タイムリーなどで初回だけで一挙5点を奪った。

 村上は熊本大会全試合に4番で出場。決勝戦で先制打を放つなど、兄同様に勝負強さを見せつけた。兄の宗隆が1年時に出場した15年は初戦敗退しただけに、兄が達成できなかった甲子園での勝利を目指し打線を引っ張る。

 兄の宗隆は「必ず“村上の弟”って言われて凄く大変だと思う。一高校球児として、一人の選手として見ていただけたらうれしい」と願い、自身の背番号「55」が右袖にプリントされたTシャツを部員の人数分の約90枚と金属バット10本を贈り弟、後輩たちの勝利を祈った。

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2022年8月13日のニュース