広島ブルペン総動員作戦開始 リミッター解除、3連投の栗林が締めた!!盤石零封リレー

[ 2022年8月13日 04:45 ]

セ・リーグ   広島6―5巨人 ( 2022年8月12日    東京D )

<巨・広>会沢(右)にウイニングボールを手渡される栗林(撮影・久冨木 修)    
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 先発・大瀬良が3回5失点で降板も、4回以降、広島の誇る救援陣が6回無失点と踏ん張った。佐々岡監督も「4回以降、中継ぎもしっかりつないだ。良い仕事をしてくれたと思います」と称えた。

 薮田が2イニング、塹江、ケムナが各1イニングでつなぐと、1点を勝ち越した直後の8回は3連投となった矢崎が零封。そして9回は栗林だ。こちらも3連投となったが、石川、ウォーカー、吉川を3者連続三振で試合を締めた。守護神は「そんなに体がキツいとかもない。ブルペンの雰囲気も良い」と胸を張った。

 今季ここまで救援陣は原則2連投までだったが、ここに来て“リミッター”を解除。すでに8日の投手指名練習で高橋投手コーチが「フル回転を考えて良いのかな」と示唆しており、有言実行。この日、指揮官も「まあ、球数を見ながらですけど」とうなずいた。残り36試合、ブルペン総動員態勢で戦い抜く。

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2022年8月13日のニュース