巨人・原監督 初勝利の直江は「ちょっとマメが」で交代も「非常に良かった」「いいきっかけに」

[ 2022年8月13日 17:55 ]

セ・リーグ   巨人4―1広島 ( 2022年8月13日    東京D )

<巨・広>プロ初勝利を挙げ、原監督(左)と記念撮影に臨む直江(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 巨人は快勝で連敗を阻止。5位転落から一夜で4位に再浮上して3カード連続勝ち越しに望みをつなぎ、借金を2に減らした。

 通算8度目の先発マウンドに上がった4年目右腕・直江大輔投手(22)が広島の強力打線から6三振を奪い、6回3安打無失点と好投してプロ初勝利。打線も初回に重信、中田と2本の適時打で2点を先取すると、4回にはポランコが18号ソロ、女房役の大城も11号ソロをいずれも右翼スタンド中段に放り込んで援護した。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――直江がようやくプロ初勝利

 「まあ、あの、今日は非常に良かったと思います。ボールも走ってましたし、制球力もね、非常に良かったし、何かこう、いいきっかけになってくれるとね。これまでもいいピッチングをしている中でもね、なかなか攻撃との部分のバランスの中で、なかったんですけど、良かったと思います」

 ――6回をしっかりと投げ切った

 「3者凡退も多かったしね、フォアボールも無駄なっていうのはなかったしね、非常に、うちの若い投手の期待の1人ですから、堀田も今日の直江のピッチングを見てね、ともに育ってくれるといいなと思いますね」

 ――野手も援護

 「まあ、ピンチももちろんありましたけど、粘ってピッチャー投げたし、打者は少ないチャンスの中でね、非常にいい効率のいい4点を取れたというところですね」

 ――最初の好機で重信がバスターエンドランを決めて

 「そうですね。非常に力は持っている選手だと思うのでね、もう少し、なんというかずうずうしくというかね、オレが決めるというぐらいの気持ちでプレーしてもらえたらなと思いますね」

 ――6番・岡本和も復調の兆しをつかみたいと必死の毎日だと思うが

 「もがくしかないわけですから。我々アスリート、戦いというものはね、常に、打とうが、打たまいが、毎回来るわけですから、それに立ち向かっていくと。できることはしっかりもがくという中でね、光明は差すと思います」

 ――直江が少ない球数でテンポのいい投球

 「そうですね。さっき言ったね、堀田もああいうのを見習って欲しいね」

 ――今季プロ初勝利の投手が7人目。若い力が出てきている

 「まあ、そうせざるを得ないというね、環境ではあるんですけども、何も押しのけて先輩たちをね、彼らを出しているという環境ではないんですけども、結果的に、なかなかね、中堅、ベテランというところがね、しかしよくカバーして頑張ってくれていると思います」

 ――打線は1番、2番と3番、4番とつながりが

 「ねえ。3番、4番…4番がすごくいい形でね、つながってくれているなと。あそこで5番、6番…5番は今日1本ね、ちょうど僕まばたきしている時だったから(笑い)。そこら辺でしょうね」

 ――スムーズなので当面はこの形で

 「どうでしょう。まあ、理想はね、そりゃ(岡本)和真が(4番に)戻ることが理想なんでしょうけどね、やっぱり、我々は毎日毎日勝負しているわけでね、その中で最善の策というものでね、戦うということが大事だと思いますね」

 ――重信は2ボールからバスターエンドランに切り替えた場面は

 「2人でやったんじゃないの?バッターとランナーで、アイコンタクトかなんかで。へっへっへっへっ」

 ――リリーフも踏ん張った

 「そうですね。それぞれが役割を持ってね、粘ったというところじゃないでしょうか」

 ――直江は88球だったが、6回で継投に

 「なんかね、ちょっとマメができたらしいんだよね。もう1回ぐらいいけたと思うんですけどね。ただ、今日フォームが良かったんでしょう、ふっふっふっ。だから、いつも投げ込んでいるのとはまた違うところにできたというところにね、未来というものがまだまだあるぜというふうに思いたいですね」

 ――状態次第とは思うが、来週もチャンスが

 「その辺はピッチングコーチがしっかり考えるでしょう。いずれにしても、力をつけてきているのは事実だと思いますね」

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月13日のニュース