阪神・藤浪 「後輩の頑張りうれしい」母校・大阪桐蔭の活躍を力に今度こそ復活1勝誓う

[ 2022年8月13日 05:15 ]

キャッチボールをする藤浪(撮影・坂田 高浩)
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 待望の白星でチームを救ってみせる。13日の中日戦に先発する阪神・藤浪が、連敗ストップを託された。

 「しっかりコンディションを整えて準備してきました。(力みは)試合に入ってみてですね」。登板前日はショートダッシュなどで最終調整を終えた。

 前回6日の広島戦では6回1/3を2失点で勝利の権利を持って降板も、9回に逆転サヨナラ負けを喫した。先発としては昨年4月16日のヤクルト戦以来の白星はお預け。「もちろん勝ちたいけど、時の運というか。できるだけ自分が勝てる確率の高まる投球ができれば。自分の仕事をしたい」と地に足を着け腕を振ると言い聞かせた。

 中日戦は今季初登板。「打たれるのは仕方ないと思うけど、リズム良くいければ」とバックと打線の援護を信じてアウトを積み重ねていくつもりだ。

 「もちろん後輩たちが頑張ってくれているのはうれしい」。夏の甲子園で躍動する母校・大阪桐蔭の後輩たちの存在も刺激になっている。コロナ禍で離脱者が続出しチームは4連敗中。背番号19が1勝をつかんで救世主となる。(遠藤 礼)

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2022年8月13日のニュース