侍・栗山監督が大谷を視察「天井がどこにあるのか分からない選手」「スタンドのみなさんが翔平を見ている」

[ 2022年8月13日 13:33 ]

「背番号17 KURIYAMA」のユニホームをエンゼルスからプレゼントされた侍ジャパン栗山英樹監督(撮影・柳原 直之)
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が12日(日本時間13日)、米カリフォルニア州アナハイムのエンゼルススタジアムで行われたエンゼルス―ツインズを観戦した。エ軍からは日本ハム時代の「愛弟子」にあたる大谷の背番号「17」と「KURIYAMA」と書かれたユニホームが贈呈された。

 その大谷は「2番・DH」で出場。栗山監督は、三塁側スタンドで打席を見守り「いろいろなことを感じたけど、きょうは違う形(侍ジャパンの監督)で見ていた。天井がどこにあるのか分からない選手」と感慨深げ。球場で最も大きい歓声を浴びる大谷の姿に「スタンドにいてみなさんが翔平の動きを見ているのがすごく印象に残った」とうれしそうに話した。

 栗山監督は4日に渡米。来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けた選手選考の準備の一環で、日本人メジャーリーガーの状態などを確認。「魂を届ける作業。オンラインを含めこちら(米国)にいる全ての選手にアプローチをとった」と説明し、ここまでパドレス・ダルビッシュ、カブス・鈴木らを視察に訪れている。

 この日は昨季ナ・リーグMVPのフィリーズの主砲ハーパーが米国代表の一員としてWBC出場を表明。ハーパーの動向を学生時代から追いかけてきたという指揮官は「いち野球人として最高ですね」と闘志をみなぎらせていた。

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