6番でも打てない…岡本和は4戦19打席ノーヒット 原監督「もがくしかない」「打とうが、打たまいが」

[ 2022年8月13日 18:14 ]

セ・リーグ   巨人4―1広島 ( 2022年8月13日    東京D )

<巨・広>初回、右飛に倒れた岡本和(撮影・河野 光希)
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 巨人の岡本和真内野手(26)は広島戦(東京D)で右飛、遊飛、中飛、遊ゴロに終わって4打数ノーヒット。これで4試合19打席連続ノーヒットとなった。

 11日の中日戦(バンテリンD)から4番を外れ、この日も3試合連続「6番・三塁」での先発出場。だが、岡本和の代わりに4番へ座った中田の適時打などで2点先制し、なおも2死一塁で入った初回の第1打席は相手先発右腕・遠藤のスライダーに右飛を打ち上げた。

 前の5番を打つポランコの18号ソロで3―0となった4回は同じく遠藤のスライダーに遊飛。岡本和の後を打つ7番・大城も11号ソロで続き、この回は本塁打の2人に挟まれる形となった。

 マウンドが2番手右腕・コルニエルに代わった6回の第3打席では先頭打者として初球の154キロ直球を中飛。4番手右腕・一岡との対戦となった8回の第4打席はフォークボールで遊ゴロに打ち取られた。

 また、岡本和は基本的に試合のない月曜日を除くとここまで土曜日だけ本塁打が出ていないが、この日も出ず。土曜日は開幕から18戦ノーアーチとなった。

 打率はついに・239となった昨季まで2年連続セ・リーグ2冠の眠れる主砲。かつて4番を務めた原辰徳監督(64)は「もがくしかないわけですから。我々アスリート、戦いというものはね、常に、打とうが、打たまいが、毎回来るわけですから、それに立ち向かっていくと。できることはしっかりもがくという中でね、光明は差すと思います」とコメント。

 中田は4番に入ってから3試合連続打点とスムーズな流れになっているが、今後については「どうでしょう。まあ、理想はね、そりゃ(岡本)和真が(4番に)戻ることが理想なんでしょうけどね、やっぱり、我々は毎日毎日勝負しているわけでね、その中で最善の策というものでね、戦うということが大事だと思いますね」と話していた。

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