【甲子園】九州学院が猛打で夏12年ぶり勝利 ヤクルト村上の弟・慶太も2安打で“兄超え”

[ 2022年8月13日 13:01 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   九州学院14ー4帝京五 ( 2022年8月13日    甲子園 )

<九州学院・帝京第五>6回、九州学院・村上慶は右線三塁打(撮影・井垣 忠夫)
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 九州学院が帝京五に猛打で圧倒し、夏の甲子園では12年ぶりとなる勝利をつかんだ。

 初回に先制こそ許したもののその裏、打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い、あっさり逆転。3、4回にも追加点を奪うと、6回にはヤクルト・村上宗隆の弟・慶太(3年)が甲子園初安打となる三塁打を放ち、これをきっかけに4点を加えた。村上慶太は8回にも二塁打を放ち、2安打をマークした。

 終わって見れば先発全員安打となる19安打14点と打線が爆発した。

 村上宗隆が1年生時に出場した15年は初戦敗退。村上も無安打で甲子園を去った。弟・慶太は甲子園安打に勝利と“兄超え”を果たした。

 試合後、平井誠也監督は19安打14点の打線を「よく後ろにつないでやってくれた。大きいのを狙わずに次の打者にまわそうという気持ちがつながったと思います」と称えた。

 新型コロナウイルスの集団感染があり、思うような練習が積めなかったものの「高野連の方で配慮して頂いて調整する期間がありましたので、そこを十分使ってある程度上げて来れた。皆が頑張った結果」と高野連の対応、選手達の調整に感謝した。
 

 

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