阪神 7回1失点も打線無援で2敗目の藤浪「ある程度手応えはありますし、しっかり次回につなげて」

[ 2022年8月13日 21:30 ]

セ・リーグ   阪神0―2中日 ( 2022年8月13日    京セラD )

<神・中>力投する先発の藤浪(撮影・坂田 高浩)
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 7回4安打1失点の好投も打線の援護に恵まれず、今季初勝利とはならなかった阪神・藤浪は「ある程度自分でも手応えはありますし、しっかり次回につなげていければ」と前を向いた。

 最速160キロの直球に、フォークやカットボールなど変化球のキレも抜群だった。「フォームの力感、使った球種も含めて全体的にバランスがよかったかなと」。4者連続三振を奪うなど、5回までに10奪三振。無四球投球で中日・小笠原との投手戦を演じた。

 6回は先頭・土田を2球で追い込みながらも7球目の直球を仕留められて中前打。小笠原の犠打で1死二塁となり、岡林への4球目に暴投で三塁に走者を進められた。その直後に岡林にセーフティスクイズを決められ、先制点を献上(記録は犠打と一塁・陽川の野選)。「最後はセーフティスクイズなので防ぎようがないかなと思いますが、その前のワイルドピッチや先頭打者への勝負球等、慎重に投げるべきだったという反省はありますね」と唇をかんだが、時回以降にも期待を抱かせる内容。次こそ今季初勝利へ、「チームに勝ちを付けられるように頑張るだけ」と次戦へ視線を向けた。

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2022年8月13日のニュース