【甲子園】敦賀気比が逃げ切り2年連続16強 東監督「よく勝ってくれた」

[ 2022年8月13日 19:04 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   敦賀気比8ー6市船橋 ( 2022年8月13日    甲子園 )

<8日目第4試合 市船橋・敦賀気比>7回1死一塁、市船橋・石黒を中飛に打ち取り指さす敦賀気比・上加世田 (撮影・奥 調)
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 敦賀気比が接戦を制し、2年連続となる16強に駒を進めた。

 1-3の5回、岡村颯樹(3年)の2点打などで3点を奪って逆転に成功。7回にも岡村の二塁への適時内野安打で追加点を奪い、8回には4番でエースの上加世田頼希(3年)が中越え2点二塁打を放ち、突き放した。

 先発した上加世田は毎回、市船橋打線に出塁を許したが、2点差の7回2死一、二塁のピンチを封じるなど、粘投。5点リードの9回に2点二塁打を浴びたところで2番手・清野仁楽(3年)に後を託したが、逃げ切った。

 東哲平監督は「勝てたことが一番大きいのでよく勝ってくれたと思います」と9回、市船橋の猛攻を振り切っての勝利に安堵の表情。福井大会を通じて初めて先制点を許したものの逆転勝利に「焦らず、無駄な失点をしっかり防いでいけば、必ずチャンスは来るからということで、しっかり攻撃してくれた」と打線を労った。

 ただ、上加世田については「自ら崩れていってるような感じがある。難しいピッチングをしている感じがある。勝てたことだけが良かったです」と手厳しく「外野フライ3つも落球してる。ミスをね。ミスしても勝てるチームをといっているがしっかりアウトを取ってあげるところは大事。次の試合に向けてそういうミスをなくす準備をしていきたい」と守備についてもミスを指摘し、次戦に向けて気を引き締め直した。
 

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