【甲子園】スカウト幹部が見た!甲子園注目選手 高松商・浅野、大阪桐蔭・松尾が筆頭 2年生の名も

[ 2022年8月13日 15:41 ]

高松商・浅野
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 第104回全国高校野球選手権大会は大会8日目が開催され、第3試合で智弁和歌山が登場。これで出場49校すべてが出そろった。 3年生のみならず、プロを目指す選手にとって甲子園は絶好のアピール機会。ヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスクが取材に応じ、今大会で目立った選手について語った。

 高松商・浅野外野手と大阪桐蔭・松尾捕手の活躍は目立っていました。浅野選手は観客が“ここで見たい”というところで打てる。スター性を感じましたね。近江の山田選手は投手と野手の両方で活躍していますが、一番の長所はどんな場面でも力を発揮できるハートの強さ。野手としては長打を打てる打撃、投手としては強いストレートと縦のスライダーがすばらしいと思います。
 京都国際の森下投手は体の状態が良くなかったが、その中でもポテンシャルの高さを見せました。チェンジアップが印象的でしたね。伸びしろがありますし打撃も捨てがたい。日本文理の田中投手は指の状態が悪く、本来の姿を見せることができなかった。ピッチングだけではなくバッティングも能力が高いです。山梨学院の榎谷投手はずっと注目しています。投球のセンスがいいですね。

 捕手では聖光学院の山浅選手。強さと正確性を両立しているスローイングが魅力です。遊撃手では天理の戸井選手。右投げ右打ちのショートは希少性が高い。スイングの軌道が良いです。外野手は九州国際大付の黒田選手。欠点のない三拍子そろった選手です。

 2年生にも楽しみな選手がいました。聖光学院の高中二塁手は守備力が高い。国学院栃木の長田遊撃手は大型ショートで打撃が良く将来性があります。三重の中堅手・野田選手も印象に残りました。横浜の緒方遊撃手はこれからも見続けたいですね。

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