巨人、11安打放つも1点どまり 2度の満塁生かせず、貯金11→3 戸郷7回1失点好投もビエイラ自滅

[ 2022年6月21日 21:26 ]

セ・リーグ   巨人1―3DeNA ( 2022年6月21日    東京D )

<巨・D>8回、神里(左)に勝ち越し2点適時打を許したビエイラ(撮影・河野 光希)
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 巨人は11安打を放ちながらもわずか1得点。最下位のDeNAに競り負けて連勝を逃した。最大11あった貯金は3に減っている。

 1―1で迎えた8回、この回から登板した2番手右腕・ビエイラが3四球を与えて2死満塁のピンチを招き、前の回に代走で出場していた神里に左前へ2点適時打を許し、これがDeNAの決勝点となった。

 プロ初完投勝利から中10日でのマウンドとなった先発右腕・戸郷は失点をソトの一発のみに抑え、7回6安打1失点と好投。1―1で迎えた7回は先頭から2者連続初球死球で無死一、二塁のピンチを招いたが、無失点に抑えた。だが、7回最後の打者・佐野のライナーが右太もも付近を直撃したこともあって降板し、リーグ最多タイの8勝目を手にすることはできなかった。

 打線は0―0で迎えた4回の2死満塁で増田陸が三ゴロに終わって無得点。ウォーカーに同点の14号ソロが出た6回も岡本和、坂本の連打と増田陸の四球で2死満塁としたが、大城が初球を打ち上げて遊飛に終わり、追加点を挙げることはできなかった。1―1のまま迎えた7回には戸郷の代打に出た石川が今季初安打となる右翼線二塁打で出塁。丸が今季初の犠打を決めて1死三塁としたが、ウォーカーの空振り三振の後で3番・吉川の代打に出た中島が二ゴロに終わった。8回には2死からポランコが右翼線二塁打で出塁したが、けん制で刺されて反撃ムードもしぼんだ。
 

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