阪神・西勇 21日コイ斬りへ「丁寧に投げていきたい」交流戦明け中13日も油断なし!準備万全

[ 2022年6月21日 05:15 ]

ジェスチャーを交え、ガンケル(中央)、ウィルカーソン(左)と談笑する西勇(撮影・北條 貴史)
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 上位浮上へ、阪神の打のキーマンが大山なら、投は西勇が先陣を切る。21日の広島戦で先発。6回零封した前回7日のソフトバンク戦から中13日での登板にも、淡々と言葉をつないだ。

 「投げていなかった期間が長かった分、エンジンのかかり方が激しくなるから、そこを抑えたい。自分の気持ちをコントロールできるように、丁寧に投げていきたい」

 心は熱く、頭はクールに――。交流戦3試合は19回を投げ、わずか1失点。防御率0・47と抜群の安定感を誇ったが、油断はない。交流戦明けの調整期間も「変化なくできた」と準備は万全。20日の投手指名練習ではキャッチボールなどで最終調整した。

 広島戦は通算12勝6敗と好相性を誇る。前回5月10日の対戦では6回2失点と役割を果たしたが、援護に恵まれず敗戦。チームは直接対決でいまだ未勝利なだけに、リベンジを果たしたい。

 「考えていることをゲームで出せたらいいかなと思う」

 今季はここまで4勝4敗だが、防御率1・50は青柳に次いで堂々のリーグ2位だ。イメージトレーニングにも抜かりはない。あとはマウンドで体現するだけだ。(長谷川 凡記)

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2022年6月21日のニュース