日本ハム・輝星 秋田凱旋登板は5回途中2失点で降板「死に物狂いで、あと2つのアウトを取りたかった」

[ 2022年6月21日 19:53 ]

パ・リーグ   日本ハムー楽天 ( 2022年6月21日    秋田 )

<楽・日>日本ハム先発・吉田(撮影・沢田 明徳)
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 金足農出身の日本ハム・吉田が21日、地元・秋田での楽天戦に先発。4回1/3を2失点で降板し、白星はお預けとなった。

 高3夏の秋田大会決勝以来1428日ぶりとなるこまちスタジアムでの登板に「高ぶっているけど、甲子園の時(3回4失点だった5日の阪神戦)は空回りした。もう一回チャンスをもらえたので、先発らしい投球ができれば」と意気込んだ。

 初回、吉田がマウンドに向かうと、球場からは楽天のホームゲームにも関わらず大きな拍手が沸き上がった。2死から3番・浅村に安打を許したが、左翼手・木村の好返球で二塁タッチアウトとなり、初回を3人で終えた。その後も直球を軸に気迫の投球を見せて4回まで無失点。ストライクを奪うたびに大きな拍手が送られた。

 しかし、5回に安打と四球で1死二、三塁のピンチを招くと、太田に2点適時打を打たれた。さらに、続く武藤にも安打を許したところで新庄監督が投手交代を告げ、4回1/3を2失点で降板となった。

 ▼吉田 高校生以来のこまちスタジアムでしたが、しっかりと抑えて球場に来てくださった皆さんの応援に応えたいという思いでした。最後の最後に甘いところにボールが行ってしまい、粘り切れませんでした。死に物狂いで、あと2つのアウトを取りたかったです。悔しい結果に変わりはありませんが、地元・秋田で投げることができ、とても幸せな気持ちです。逆転を信じてベンチで応援します。

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