ツイてない巨人…最下位DeNAの“頭脳プレー”に序盤で2併殺食らう

セ・リーグ   巨人―DeNA （ 2022年6月21日    東京D ）

＜巨・D＞初回、一塁をオーバーランしてアウトとなる吉川　（撮影・白鳥　佳樹）
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　巨人はDeNA戦（東京D）の序盤にアンラッキーな2併殺を喫してチャンスを逃した。

　初回、1死一塁の場面で3番・吉川の打球は二ゴロ。右前打で出塁していた一走・ウォーカーは二塁で憤死したが、遊撃・森の一塁送球が逸れ、吉川は併殺崩れで一度はセーフとなった。だが、ベースカバーに走っていた捕手・嶺井が吉川のオーバーランを見てすかさず一塁へ送球し、吉川は一転アウトに。主砲・岡本和に打席を回すことはできなかった。

　3回には、先頭の8番・大城が中前打で出塁し、無死一塁。ここで打席に入った先発投手の戸郷は初球を送りバントしたが、投手前への小飛球となった。大城は進塁を諦め、ストップ。だが、マウンドの相手先発右腕・大貫はあえてバウンドさせてから打球を処理して二塁へ送球、一塁へも転送されてDeNA守備陣の併殺完成となった。