NPB「飛ばないボール」否定 今季「投高打低」の声も統一球変更なしと説明

[ 2022年6月21日 05:30 ]

西武・山川
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 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が20日、今季の「投高打低」を受けて一部で「飛ばない」との声が上がっている統一球について変更はないと説明した。

 新型コロナウイルス対策連絡会議、臨時12球団代表者会議後、報道陣に対応。ミズノ社が11年から提供する統一球について「(検査は)規制数値内で報告が上がっている。検査方法も変わりない。12球団にも報告している」とした。今季はすでに4度の無安打無得点試合が成立。西武・山川が自身の打撃データを踏まえ「以前の打球速度に対する飛距離と比べて飛んでいない」とするなど「今年のボールは飛ばない」という意見が出ていた。

 NPBは統一球の反発係数を「0・4134を目標値」と定めており、同事務局長は数値的な偏りはないとした。

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2022年6月21日のニュース