大黒柱マチャド欠場、パドレスの窮地にダルビッシュ今季13度目の登板

[ 2022年6月21日 10:58 ]

ダイヤモンドバックス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)
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 パドレスは20日(日本時間21日)、前日のロッキーズ戦の初回、左足首の捻挫で退場したマニー・マチャド三塁手(29)について、楽観的に見ているとした。負傷者リスト入りは避けられないと見られていたが、ライアン・フラハティ代行監督は「患部は腫れて紫に変色しているが、動けてはいるし、本人も感じは悪くないと言っていた。今日は先発メンバーに入れていないが、それ以外では楽観視している」と説明した。AP通信が報じた。

 マチャドは現時点で、WAR(同じポジションの代替可能選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたかを推計する指標)でファングラフス(4・2)、ベースボールリファレンス(4・0)の両方でMLB1位。打つだけでなく、守備でも走塁でも貢献度が高い大黒柱だ。パドレスはMLB公式サイトのパワーランキングで3位に浮上したばかりだが、マチャド抜きでは苦しい戦いを強いられる。

 20日のダイヤモンドバックス戦は、遊撃手の金河成が三塁を守り、トッププロスペクトのCJ・エイブラムスが昇格し遊撃に入った。マチャドの欠場、ボブ・メルビン監督とエースのジョー・マスグローブが新型コロナでチーム離脱、さらには3連敗中と難しいチーム状況の中、ダルビッシュ有がマウンドに上がる。今季ダルビッシュは本拠地ペトコパークで5試合に先発、3勝1敗、防御率1・35と抜群の安定感を示している。

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2022年6月21日のニュース