巨人・原監督 戸郷好投に「それは、ありがとう」 ポランコけん制死には「2度とないようにするでしょ」

[ 2022年6月21日 22:01 ]

セ・リーグ   巨人1―3DeNA ( 2022年6月21日    東京D )

<巨・D>ベンチの原監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は11安打を放ちながらもわずか1得点。最下位のDeNAに競り負けて連勝を逃した。最大11あった貯金は3に減っている。

 プロ初完投勝利から中10日でのマウンドとなった先発右腕・戸郷が7回6安打1失点と好投。だが、1―1で迎えた8回から登板した2番手右腕・ビエイラが3四球を与えて2死満塁のピンチを招くと、神里に左前2点適時打を許した。打線も2度の満塁チャンスに無得点。11安打を放ちながら得点は6回に出たウォーカーのソロ弾のみで、8回には2死からポランコが右翼線二塁打で出塁するもけん制で刺されるなど随所で精彩を欠いた。

 試合後、原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――戸郷の内容は。

 「そうですね。良かったと思いますよ」

 ――かなりゾーンで勝負できていたように見えた。

 「ああ、そう。それは、ありがとう。まだ、後ろから見ていないもので」

 ――7回は先頭から死球、死球でピンチがあったが、切り抜けた。

 「まあ、本来ならばデッドボール、デッドボールという形にならないほうがベストでしょうけど、よく踏ん張りましたね」

 ――8回のビエイラは。

 「そうですね。なかなか、そうですね。難しい。代え時の難しいところよね。あそこはツーアウト、満塁になった時点で任せたというとこですね」

 ――打線は何度もチャンスがあった。

 「まあ、打線がね。なかなか一発、ここっていう時にね、出てないことがやっぱり、1点ということですよね」

 ――ポランコの走塁ミスもあった。

 「2度とないようにするでしょ、本人もね」

 ――シーズン半分ある中でこういう細かいミス。

 「そうですね。やっぱり、なかなか隙を見せるというのもね。隙を見せない。ヒットを打つとか、三振を取るとか、決して難しい、簡単なことではない。ただし、ミスというものはね、隙を見せないというのは、やっぱり、さらに、やっていかなきゃダメですね。OK?」

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