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“最後のPL戦士”オリ中川圭 代役4番決勝打 チームは首位楽天に3連勝 いざ交流戦へ

[ 2022年5月23日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス6-1楽天 ( 2022年5月22日    楽天生命 )

<楽・オ>笑顔でガッツポーズする中川圭(撮影・尾崎 有希)
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 やり返した。オリックスは吉田正を故障で欠きながら、カード別最多22勝を許す天敵・則本から6点を奪い攻略。2試合連続2桁11安打で、開幕から6戦6敗を食らった首位・楽天に同一カード3連勝を決めた。

 「(初回は)いい流れで点を取ったなと。(状態は)上がってきていると思います」

 こう中嶋監督が振り返った立役者が、代役4番の中川圭だった。初回先頭の福田、宗の連打などで1死二、三塁の好機で応えた。則本のフォークを捉えて三塁線を破る決勝の先制2点二塁打。3回1死一、三塁では再び右腕の変化球を仕留めて左前適時打とした。自身最多タイの3打点を挙げ、則本に20年11月3日以来の黒星を付けた。これで今季4番では12打数5安打4打点。中川圭は「(4番の意識は)まったくない。いつも通り、つなぐことを意識してやっている」と強調した。

 チームは昨季、2リーグ制以降(前後期制だった73~82年を除く)では、球団史上最大の首位との6ゲーム差をはね返してリーグ優勝。首位・楽天には最大11・5ゲーム差を付けられた8日から2週間で、6・5ゲーム差までばん回した。まだ5月。既にデッドラインは超えていても、逆襲の芽はあるはずだ。

 同一カード2度目の3連勝で、借金2。昨季快進撃の起点となった交流戦へ弾みをつけた。「(交流戦優勝は)去年の話。どうでもいいです。借金をしている身なので、1つずつ返していくしかないので」と中嶋監督。上位浮上へ、ここから巻き返す。
(湯澤 涼)

 ◇中川 圭太(なかがわ・けいた)1996年(平8)4月12日生まれ、大阪府阪南市出身の26歳。PL学園では甲子園出場なし。東洋大では1年春からリーグ戦に出場し、3年春からの3連覇に貢献。18年ドラフト7位でオリックス入団。PL学園(硬式野球部は16年に休部)出身者では最後のプロ入り。新人の19年に交流戦で打率・386の首位打者となり、同年6月28日の西武戦で初の4番。1メートル80、76キロ。右投げ右打ち。

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