【カメラマンが見た大谷日米150号の軌跡】これぞスター!左太腿裏肉離れ復帰後初、場外43号(17年)

[ 2022年5月23日 17:45 ]

17年7月26日、大谷もファンも確信――。8回無死に右翼場外へ140メートルの特大ソロを放ったDH大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は22日(日本時間23日)、本拠地エンゼルススタジアムでのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場し、第1打席で中越えに6試合ぶりの本塁打となる9号アーチで日米通算150号をマークした。プロ1年目の2013年7月10日楽天戦で永井怜からプロ初本塁打を放ってから積み上げてきた150本の本塁打の中から、本紙カメラマンが記録した“衝撃弾”を写真とともに振り返る。

■通算43号(2017年7月26日VSロッテ 同年3号)

 スケールの大きさに驚いた。大谷が8回に放った左太腿裏の肉離れから復帰後初のアーチは、広大な十勝平野にある帯広の森野球場の右翼席場外へと一瞬で消えた。推定飛距離140メートル。チームの04年北海道移転後、球団の1000勝に花を添える超特大弾だった。節目を最高の形で飾る、これぞスターという姿は忘れられない。(カメラ・ペン 武田政樹)

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