浦和学院・背番10浅田、意地の完投8強 エース宮城に「絶対投げさせない」

[ 2022年5月23日 05:30 ]

春季高校野球関東大会2回戦   浦和学院4―2桐蔭学園 ( 2022年5月22日    栃木県総合運動公園 )

浦和学院・浅田康成
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 今春センバツ4強の浦和学院(埼玉1位)が8強進出を決めた。

 背番号10・浅田康成(3年)が、意地をみせた。

 完封目前だった4―0の最終回に2失点。さらに2死二、三塁と一打同点のピンチを招くと、ベンチ前ではエース宮城誇南(3年)がキャッチボールのピッチを上げた。「絶対投げさせない」と気力を振り絞り128球を投げ4安打で完投勝利。春季埼玉県大会を制した翌日にこの日の先発を告げられ「センバツ4強として関東初戦で負けられないとかプレッシャーはなかった」と安堵(あんど)の表情で振り返った。

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2022年5月23日のニュース