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阪神・近本 球団史上3位449試合目で通算100盗塁達成 脚力の衰え感じるも「技術でカバーしないと」

[ 2022年5月23日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-0巨人 ( 2022年5月22日    甲子園 )

<神・巨>7回、二盗を決める近本。通算100盗塁達成となった(撮影・坂田 高浩)
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 野手冥利(みょうり)に尽きる一日となった。阪神・近本が走攻守の三拍子で、三たび甲子園を沸かせた。まずは2回1死満塁の第2打席。カウント1-2と追い込まれたが、4球目の147キロを中前適時打とした。

 「つないでつくってくれたチャンスでしたし、流れの中でも先制したい場面だったので、打つことができて良かった」

 伊藤将の出塁を含む3四球で築いた1死満塁。昨季、4勝を献上していた苦手・高橋を攻略するには、またとない好機で勝負強さを発揮した。プレーボール直後に奏でた中前打も、左腕の快投を阻んだのだろう。7回先頭の右前打とあわせ、今季4度目の3安打猛打賞。17日ヤクルト戦からの4試合無安打がウソのように、前日からの2試合で5安打と打ちまくった。

 冷静な思考法が奏功した。200安打達成を目指す中で、対戦カードごとに目標を設定。自らを追い込みすぎないよう工夫をこらす。「1試合で何本打つというよりかはカード(3連戦)で何本打とうとか、そういう考え方でやっている」。複数安打はこれで14度目。ほぼ3試合に1度のペースを誇る。

 出塁すれば、持ち味の俊足も生きる。7回1死一塁。大山の打席の5球目で二盗に成功。通算100個目の盗塁となり、球場を沸かせた。

 「本当は去年、100にいきたいと思っていた。でも自分の中では遅いとか早いとかは感じてはないです。(脚力の衰えを)感じてますが、技術でカバーしないといけない。(今後目指す数字は)101ですかね」

 449試合目での到達は球団では赤星憲広、吉田義男に次ぐ3番目のスピード。矢野監督からは「200、300といってほしい」と期待を寄せられた。

 守備では7回1死からポランコの飛球を前進してダイビングキャッチ。美技に虎党が酔いしれた。この勢いを保ったまま、交流戦でもグラウンドを駆け回る。(長谷川 凡記)

 《生え抜きでは鳥谷以来12人目》近本(神)が7回に二盗を成功させてプロ通算100盗塁に到達。阪神の選手として100盗塁以上は赤星憲広の381盗塁を筆頭に14人目。球団生え抜きでの到達は15年3月31日ヤクルト戦の鳥谷敬以来12人目。449試合目の到達は、03年赤星の277試合、55年吉田義男の318試合に次ぐ3番目のスピードとなった。

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