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日本生命が零封リレーで初戦突破 高橋―立松のバッテリーが勝利の立役者

[ 2022年5月23日 18:25 ]

第93回都市対抗野球大会近畿地区2次予選第1代表決定トーナメント1回戦   日本生命4-0神戸ビルダーズ ( 2022年5月23日    シティ信金スタジアム )

攻守で活躍した日本生命の高橋(左)と立松
Photo By 提供写真

 都市対抗野球の近畿地区2次予選が大阪市のシティ信金スタジアムで23日、開幕し、第1代表決定トーナメント1回戦2試合が行われた。日本生命は苦しみながらも終盤に突き放し初戦を突破。勝利の立役者は先発して6回零封した高橋拓已と3点本塁打した立松由宇のバッテリーだった。

 「いつも通り投げることを一番に心がけた。都市対抗予選では自分が投げてチームに勝ちがつくことがあまりなかったので、しっかり勝てるように、チームのためになれるように、と思って投げました」

 6年目を迎えた左腕の切なる思いが、チームに勝利をもたらした。1、2回はいずれも得点圏に走者を背負ったが、丁寧な投球を心がけ後続をピシャリ。持ち味の一つである抜群の制球力がさえ、スコアボードに「0」を並べた。カーブによる緩急も効果的で、4安打無四球7奪三振。最高の形で2番手の喜多川省吾にバトンを渡した。

 変化球に頼りがちだった春先はピンチで失点する場面もあったが、都市対抗予選に向けストレートの質を磨いてきた。追い求めた部分は強さとキレ。オフから取り組んできた徹底した走り込みも、この日の好投につながった。

 先発マスクをかぶった立松は、攻守で貢献した。6回を終えて0―0。負けられない重圧に押し潰されることなく、根拠に基づいた配球で3投手を巧みにリードした。

 「最初の3打席は浮き足立っていた部分もありましたが、(8回表無死二塁で)パスボールしてから良い意味で開き直ることができました」

 自身の捕逸も絡んだ8回無死一、三塁をしのぐと、直後の打席で快音を響かせた。1点優勢の8回無死一、三塁。1ボールからの真ん中低めストレートをとらえると、右翼席へ3ランを放り込んだ。「自分が打って、ピッチャーを楽にさせたかった」。今春公式戦で早くも3本目となる本塁打で、試合を決めた。

 昨年はまさかの2次予選敗退。2年ぶりとなる東京ドームへ、負けられない戦いが続く。高橋が「とにかくチームが勝つことに全力を注ぐ」と語れば、立松も「挑戦者。失うものは何もない。常に攻めていきます」と続いた。今季のスローガンは「超V字回復」。巻き返しを期す西の名門が、力強い第一歩を踏み出した。

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