巨人・原監督 大勢のプロ初イニングまたぎ決断も立岡劇弾「よくリリーフ陣が踏ん張ってくれましたね」

[ 2022年4月9日 18:36 ]

セ・リーグ   巨人3―2ヤクルト ( 2022年4月9日    東京D )

<巨・ヤ5>10回、山田を三振に斬りガッツポーズする大勢(撮影・久冨木 修)       
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 首位・巨人は延長10回に立岡の今季初安打が劇的なアーチとなって今季初のサヨナラ勝ち。今季初の連敗を2で止め、セ・リーグ一番乗りとなる10勝目を手にした。

 新助っ人のシューメーカーが来日初登板初先発で7回途中5安打2失点(自責1)と好投も2―2で降板。巨人では2020年6月21日阪神戦(東京D)のサンチェス以来2年ぶり10人目となる新外国人初登板初勝利を逃したもののしっかりと試合をつくると、3番手右腕・鍬原が8、9回の2イニングを1安打無失点の好投。延長10回にはドラフト1位右腕の守護神・大勢が山田をMAX156キロのオール直球勝負で空振り三振に仕留めるなど1回を3人でピシャリと抑え、その裏に出た立岡の劇弾となった。

 試合後、原辰徳監督(63)はまずはシューメーカーについて「非常にテンポが良くてね、真っすぐも変化球も、勇気も。そういう点でも非常にいいピッチングをしてくれたと思いますね」とコメント。次回へ向けて期待が持てるという点でも「そうですね。久しぶりの実戦というかね、なんていうか、しっかり調整もできていましたしね、良かったと思いますね」と手応えを感じ取った様子だった。

 また、サヨナラ勝ちにつなげた鍬原、大勢の好投については「ね。大勢も万が一このイニング(10回)が0点だったらもう1イニングいってもらおうと決めていたんですけど」とプロ初のイニングまたぎも視野に入っていたとし「よくリリーフ陣が踏ん張ってくれましたね」と喜んでいた。

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2022年4月9日のニュース