大谷翔平 笑顔の今季技あり初安打 開幕戦二刀流先発翌日「1番・DH」先発も…チームは開幕2連敗

[ 2022年4月9日 14:24 ]

ア・リーグ   エンゼルス6ー13アストロズ ( 2022年4月8日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロズ> 初回、今季初ヒットを放つ大谷 (撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が8日(日本時間9日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われたアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で今季初安打をマークし、この日は5打数1安打。チームは6-13で連敗を喫した。

 開幕戦に二刀流で先発出場し、翌日に「1番・DH」で先発という超人ぶりを見せた大谷は1点を追う初回、アストロズの先発右腕・オドリッジが投じた外角の落ちる球をうまくとらえ、右手一本で振り抜いて中前にはじき返した。一塁へ到達するとホッとしたように笑顔を浮かべた。32歳のオドリッジは通算68勝をマークしており、大谷との対戦成績は通算4打数無安打。

 走塁でも魅せた。1死一塁からレンドンの中前打で二塁へ。4番・ウォルシュが詰まった当たりながら左前適時打。大谷は打球の行方を目で追いながら、ハーフウェーで減速したが、打球が落ちると一気にギアを上げて全力疾走。スライディングでホームインして同点に追いついた。チームはその後、捕逸で一時逆転に成功した。しかし、救援陣がつかまり2ケタ失点と崩れた。

 大谷の第2打席は左飛、第3打席は二ゴロ、第4打席は一ゴロ。9回の第5打席は中堅へ大飛球を放ったが、中飛だった。

 大谷は前日の開幕戦に「1番・DH兼投手」で先発。今季から導入された、先発投手が降板後もDHに残って出場する新ルールが早速適用された。投げては初球でいきなり100マイル(約161キロ)をマーク。4回2/3、4安打9奪三振1失点で降板し、勝ち星はならず。打っては4打数無安打だった。

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