阪神・藤浪 開幕から3試合続けて初回失点… 150キロ台後半連発も悪いリズム「修正できず」

[ 2022年4月9日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3ー3広島 ( 2022年4月8日    甲子園 )

<神・広>阪神先発の藤浪は4回3失点(撮影・平嶋 理子)
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 阪神・藤浪は4回までに86球を費やし、4四球3失点で降りた。開幕投手を務めた先月25日のヤクルト戦から3試合続けて初回失点。四球で走者を出し、不利なカウントから痛打で還される悪循環だった。

 「立ち上がりから終始、自分の中でタイミングが合わないままの投球が続いてしまい、投げていく中で早い段階で修正したかったが、それができずに降板となってしまった。同点に追いついてくれた打線に感謝したい」

 球威はあった。初回先頭の西川への第1球が158キロを計測するなど直球は随時150キロ後半。詰まらせるシーンも多かった一方、ポイントで制球のバラつきや甘さが出て小刻みに失点した。開幕から3度の登板を終えて未勝利。黒星は免れても、22年甲子園初マウンドで勝利の女神はほほえまなかった。(八木 勇磨)

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2022年4月9日のニュース