今秋ドラフト候補の大経大・才木が自己最速更新の152キロも延長10回暴投でサヨナラ負け

[ 2022年4月9日 17:30 ]

関西六大学野球 春季リーグ戦   大経大3―4神戸学院大 ( 2022年4月9日    ほっともっとフィールド神戸 )

延長10回1死満塁、自らの暴投でサヨナラ負け…ガックリとうつむく大経大・才木(撮影・井垣 忠夫)
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 大経大の今秋ドラフト上位候補右腕・才木海翔投手(4年)が今春のリーグ戦に初登板。自己最速を1キロ更新する152キロをマークしたが、延長10回1死満塁から自らの暴投でサヨナラ負けを喫した。

 「ストレートの質は悪くなかった。その分、変化球が掛かり気味になってしまった」

 味方打線が9回表に2点差を追いつき、その裏にマウンドへ。140キロ台後半の直球で押す力の投球で3者凡退に抑えた。球場表示では最速148キロながら、視察したオリックスのスカウトのスピードガンでは152キロを計測した。

 2イニング目の10回はミスが相次いだ。1死一塁から投前バントを処理したが、一塁送球が高くなる失策。次打者の飛球を中堅手が落球して満塁となると、最後は2球目のスライダーが暴投となってサヨナラ負けとなった。

 仮に登板機会がないまま敗れた場合は、10日の2回戦で先発することになっていたため、8回が終わった時点でブルペンからベンチへ引き揚げていた。

 「ブルペンに残って用意周到に準備しておけばよかったかな。自分としては後ろ(抑え)の方が好きなんですが、きょうで難しいんやなとわかりました」

 勝ち点獲得へ後がなくなり、次戦に向けて必死に気持ちを切り替えた。

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2022年4月9日のニュース