阪神・青柳が来週1軍昇格へ「いつ行ってもいい」 矢野監督も「メドはついた」

[ 2022年4月9日 09:38 ]

阪神の青柳
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 阪神の青柳が新型コロナ陽性から回復して2戦目で初めて先発し、1軍復帰へ準備を整えた。8日のウエスタン・リーグ、広島戦で5回84球を投げて4安打2失点。「80球投げられたことが一番の収穫。復帰してから2週間にしては、スゴく順調にきている。イメージ以上の仕上がりかな」と手応えをにじませた。

 先発オーダーに左打者は7人。「左バッターのインコースの練習」というテーマには格好の条件だった。初回1死一塁では野間に138キロ直球を右越え被弾。「ヒット4本は全部ボールが中に入ってしまった真っすぐ。技術的にまだまだ」。改善点は持ち帰っても救援で2回無失点だった2日オリックス戦からの前進を強調した。

 「インコースへの真っすぐ以外は意図したボールが結構いった。前回に比べたらスゴくよかった」

 最終テストを終え、14日中日戦、もしくは15日巨人戦での今季初登板が濃厚。「僕の準備としては、いつ(1軍に)いってもいいかな。1軍に呼ばれたら、病み上がりだろうが、開幕からいようが、関係ない。呼ばれるのであれば、1軍のピッチャーとして、しっかりした姿で仕事ができたら」。広島との激闘後、矢野監督も「めどはついた。次はこっち(1軍)で投げる形になるかなと思っている」と明言した。(阪井 日向)

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2022年4月9日のニュース