オリックス・由伸 苦しみながらも球団新記録の18連勝! “因縁”のロッテに6四死球で7回2失点

[ 2022年4月9日 17:03 ]

パ・リーグ   オリックス4-2ロッテ ( 2022年4月9日    ZOZOマリン )

オリックスサイト<ロ・オ(2)>昨季からの連勝記録を「18」に伸ばした山本(撮影・長久保 豊)
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 オリックスの山本由伸投手(23)が、9日のロッテ戦に先発し、7回2失点で降板した。

 初回、1死満塁からマーティンの右犠飛であっさりと先制を許した。レギュラーシーズンでは昨年10月16日の日本ハム戦以来、実に25イニングぶりの失点。だが、その後は耐えた。3回の2死満塁では安田を空振り三振。4回の2死一、二塁でも藤原を空振り三振と踏ん張った。5回にも1死一塁からマーティンに右中間への二塁打。一塁走者の佐藤都が本塁で封殺され、ロッテに得点こそ許さなかったが、5回までに7安打4四球と苦しい投球が続いた。

 それだけに5回の佐野皓の逆転3ランは値千金。ベンチの山本もラベロと抱き合って喜んだほどだった。結局、山本は7回にレアードにソロ弾を浴び、7回9安打2失点で降板。122球を投げ、6四死球と内容的には苦しんだ。

 それでも8回には福田の適時打も生まれて、打線の援護で快勝。このまま4-2でチームが勝ち、山本はレギュラーシーズン18連勝となって、阪急時代の70~71年に足立光宏が樹立した球団記録(17連勝)を超える新記録達成となった。

 昨年5月19日のロッテ戦で、最後に敗戦投手となった“因縁”の相手から、それ以来の対戦で白星をもぎ取った。

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