堀内恒夫さん シューメーカーは「日本でやれると思うよ」も“条件付き”「あえて言えば」

[ 2022年4月9日 22:28 ]

セ・リーグ   巨人3―2ヤクルト ( 2022年4月9日    東京D )

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(74)が9日、自身のブログを更新。同日のヤクルト戦(東京D)で来日初登板初先発して7回途中5安打2失点(自責1)と好投した巨人の新助っ人、マット・シューメーカー投手(35)について条件付きで今後の活躍を“予言”した。

 延長10回、立岡の劇的なサヨナラ弾で決着がついた試合後にブログを更新。「メジャーリーグで128登板115先発で46勝41敗」と成績に触れた上で「今日5回まで見てメジャーリーグで2014年16勝と2桁勝ったピッチャーだと思ったよ」と5回まで49球と球数少なく好投を続けたシューメーカーの投球内容にまずは合格点を与えた。

 初回、来日初球となった真ん中直球をヤクルト1番・塩見に先頭打者弾されたが「まずはご挨拶だ。1球目から打たないだろうくらいに投げたボールだろう」とした上で「普通なら初球にホームランを打たれちゃったらグシャグシャになるもんだ(笑)」として、その後も冷静な投球で凡打の山を築いたベテランの投球に「その後低め低めに投げようとするピッチングにメジャーで投げてきた経験が体に染みついているんだなぁと思ったよ」と舌を巻いた。

 そして、「ボールも動く。その動きもメルセデスよりも大きいね。クイックはファームで練習してきたようでその努力がみられた。あえて言えば日本の野球は盗塁したりちょこちょこと揺さぶりをかけてくる。これにどう対応出来るかだな」とした上で「そういった揺さぶりにも動じなければ彼は日本でやれると思うよ。楽しみだね」と今後の活躍を予想した。

 シューメーカーは6回に2―2の同点に追いつかれて7回途中5安打2失点(自責1)で降板。巨人では2020年6月21日阪神戦(東京D)のサンチェス以来2年ぶり10人目となる新外国人初登板初勝利を逃した。だが、チームは延長10回に立岡の今季初安打が自身初のサヨナラ弾となって勝利を収めている。

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2022年4月9日のニュース