大谷翔平 第1打席で今季初安打&激走スライディングで同点ホームイン 好判断で逆転につなげる

[ 2022年4月9日 11:17 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアストロズ ( 2022年4月8日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロズ> 初回、ウォルシュの適時打で生還し、ナインに迎えられる大谷 (撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が8日(日本時間9日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われたアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で今季初安打をマークした。

 1点を追う初回、アストロズの先発右腕・オドリッジが投じた外角の落ちる球をうまくとらえて中前にはじき返した。一塁へ到達するとホッとしたように笑顔を浮かべた。

 走者としては、1死一塁からレンドンの中前打で二塁へ。4番・ウォルシュが詰まった当たりながら左前適時打。大谷は打球の行方を目で追いながら、ハーフウェーで減速したが、打球が落ちると一気にギアを上げて全力疾走。三塁を蹴り、スライディングでホームインして同点に追いついた。チームはさらにその後、捕逸で勝ち越しに成功した。

 大谷は前日の開幕戦に「1番・DH兼投手」で先発。今季から導入された、先発投手が降板後もDHに残って出場する新ルールが早速適用された。投げては初球でいきなり100マイル(約161キロ)をマーク。4回2/3、4安打9奪三振1失点で降板し、勝ち星はならず。打っては4打数無安打だった。

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