巨人“8回の男”鍬原、今季初のイニングまたぎで2回無失点 いまだ防御率0・00 6戦連続ホールド

[ 2022年4月9日 19:36 ]

セ・リーグ   巨人3―2ヤクルト ( 2022年4月9日    東京D )

<巨・ヤ5>8回から登板した鍬原(撮影・久冨木 修)       
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 巨人の鍬原拓也投手(26)がヤクルト戦(東京D)で2回1安打無失点とまたしても好投。今季防御率はいまだ0・00で6試合連続ホールドを記録し、劇的なサヨナラ勝ちにつなげた。

 鍬原は2―2で迎えた8回に3番手として登板。山田、村上、宮本のクリーンアップをわずか7球で3者凡退に仕留めると、今季初のイニングまたぎとなった9回も2死から代打・川端にポトリと中前に落ちる安打を打たれただけで無失点。9回にサヨナラ勝ちとなれば鍬原にとって2年ぶりプロ3勝目となるところだったが、2―2のまま突入した延長10回をドラフト1位右腕の守護神・大勢が3人でピシャリと抑え、その裏に立岡の今季初安打となるサヨナラアーチが飛び出して大勢がプロ初勝利となった。

 2017年ドラフト1位で入団した右腕は育成契約を経て3月11日に支配下へ再登録。オープン戦6試合に登板して防御率1・93と結果を残し、開幕1軍をものにした。開幕後もこれで7試合に登板し、3月27日の中日戦(東京D)から6試合連続ホールドをマーク。合計6回2安打無失点で、防御率0・00が続いている。

 ▼原監督 よくリリーフ陣が踏ん張ってくれましたね。(鍬原は)球数も少なかったしね、1イニングがね。まあ、でもよく2イニング抑えてくれましたね。

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2022年4月9日のニュース