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誠也争奪戦でRソックス&ヤンキース“因縁ライバル”火花!ともに外野補強急務、5年62億円規模契約用意

[ 2021年12月10日 05:30 ]

鈴木誠也
Photo By スポニチ

 ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指す広島の鈴木誠也外野手(27)を巡り、レッドソックスとヤンキースのライバル球団が、互いに火花を散らしている。米メディアで予想されている契約規模は5年総額5500万ドル(約62億2000万円)。大リーグは、選手の契約交渉が中断されるロックアウト突入から8日(日本時間9日)で1週間が経過したが、水面下では本格交渉に向けて着々と準備が進められている。

 大リーグの労使に関わる全ての活動が止まるロックアウトに突入してから1週間。選手との契約交渉がストップしている裏で、侍ジャパンの4番・鈴木誠を獲得すべく、メジャー屈指の名門2球団が構想を練っている。

 メジャー最多27度のワールドシリーズ制覇を誇るヤンキースでは中堅手の候補。地元紙ニューヨーク・ポストは「ヒックスのウインターリーグでのスロースタートは鈴木誠獲得につながる」という見出しで報じた。左手首の手術明けの中堅手ヒックスはシーズン後にドミニカ共和国のウインターリーグに出場しているものの、復調には程遠い状態。ブライアン・キャッシュマンGMは補強ポイントが中堅手と認めている。

 米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は鈴木誠の契約規模を5年総額5500万ドル(約62億2000万円)と予想。キャッシュマンGMは「もし彼(鈴木誠)がここ(米国)に来るならばメジャー契約だから何も話せない」と言葉少なだったが、ヒックス、ギャロの両外野手はトレード候補にも浮上。鈴木誠の中堅手の経験は少ないとはいえ、走攻守に優れ、まだ27歳という若さは魅力だ。

 同じア・リーグ東地区のレッドソックスは今季31本塁打&96打点の正右翼手レンフローをブルワーズに放出した。レンフローよりも19年に25盗塁を記録した鈴木誠がスピードは上と評価されており地元のボストン・スポーツジャーナルは「積極的に獲得しようとしている」と報道。現在、沢村が在籍しているほか複数の日本人スタッフもいる環境はメリットといえる。

 1919年にベーブ・ルースがレッドソックスからヤンキースに移籍したことに端を発した両軍の因縁。松井秀喜や松坂大輔ら日本選手の争奪戦を繰り広げた歴史もある。メキシコメディア「アルバト」が、鈴木誠がレッドソックスのインスタグラムをフォローしたことを報じるなど、周囲は騒がしい。

 鈴木誠のポスティング交渉の30日間は保証されており、現在は10日を経過した時点で中断している。ロックアウトは長期化の見通しだが、終了後はメジャー屈指の歴史を誇る両球団を軸に、交渉が一気に加速しそうだ。

 ≪その他候補にBジェイズなど5球団報道≫カナダの専門局「スポーツネット」(電子版)が鈴木誠の特集記事を掲載し、ヤンキース、レッドソックスのほか、移籍先候補にブルージェイズ、レンジャーズ、メッツ、ジャイアンツ、マリナーズを挙げた。鈴木誠の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏は11月28日のオンライン会見で、獲得希望球団数について「8以上、15未満」としていた。

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