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目立ちたがり屋で超貪欲 ヤクルト元山が正遊撃手争いを制することができるか

[ 2021年12月10日 07:20 ]

新人合同自主トレで守備練習する元山
Photo By スポニチ

 ヤクルト・元山は自他ともに認める目立ちたがり屋であり、超貪欲だ。プロ1年目の今季、堅実な守備を武器に97試合に出場。西浦と遊撃手争いをしながら、打率・255、3本塁打、17打点。6年ぶりのリーグ優勝、20年ぶりの日本一に貢献した。

 昨年12月の新入団選手発表会では目標の一人に新庄剛志氏(現日本ハム監督)を挙げ、「新庄さんは観客の方をワクワクさせるような選手。自分もそういうふうになりたい」と抱負。新人合同自主トレでは「煉獄さん意識です」と目を引く赤色のスパッツやマスクを使用。大人気漫画「鬼滅の刃」の人気キャラクター、煉獄杏寿郎の名前を出して注目を集めた。

 野球に対しても積極的だ。春季キャンプでは、球団OBで現役時の通算打率・319を誇る若松勉氏に「聞きに行かないのはもったいないなと。軸足の使い方を教えていただきました」と臆することなく直撃。5月のバンテリンドームでの中日戦では、タイムがかかり、しばらくプレーが止まった際に二塁ベース上で大島に質問した。「“どういうイメージでバッターボックスに入っていますか”と。答えてくださった」と感謝。大島と話すのは、この時が初めて。向上心の塊だ。オフの自主トレは山田や中村、川端らのいる「松山組」に入門し、汗を流す。

 「目に見える全てを、耳に入る全てをヒントだと思ってやっています」と元山。ほぼ不動のオーダーで日本一に輝いたヤクルト。投手以外で100試合以上スタメン出場した選手がいなかったポジションは、遊撃のみ。西浦が最多の71試合、元山は60試合だった。超貪欲な姿勢で、遊撃のレギュラーの座を狙う。(記者コラム・青森 正宣)

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