ソフトB・藤本監督 FA又吉は「凄く欲しい存在」交渉には「機会があれば行きます」

[ 2021年12月10日 05:30 ]

球団納会で壇上であいさつするソフトバンク・藤本監督(球団提供)
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 フリーエージェント(FA)権を行使した選手との交渉が9日に解禁された。ソフトバンク・藤本博史監督(58)はオンライン取材に応じ、国内FA権を行使した中日・又吉克樹投手(31)に熱烈ラブコールを送った。「凄く欲しい存在。後ろの方を任せられる投手。より一層、強固にできるんじゃないか」。指揮官は森とモイネロで8、9回を固定する構想を練っているが森は今季、左肘を手術。「(森の)スピードが戻らなかったら8、9回はもう一回、考えないといけない」と話し、又吉のクローザー起用も可能性がある。

 又吉は今季、チーム最多66試合に登板し、3勝2敗8セーブ、33ホールド、防御率1・28をマーク。抑え経験も豊富だ。交渉について「機会があれば行きますけど、今は会社の方にお任せしている」と獲得を心待ちにした。(福井 亮太)

 《じっくり交渉へ》又吉獲得に向けて球団は、じっくりと交渉を開始する意向を示した。9日から交渉は解禁となったが球団関係者は10日、「ゆっくりといく」と他球団の動きを見つつ初交渉に挑む構えを見せた。また又吉が中日で付けた背番号「16」はチームでは同じ沖縄県出身の東浜が付けている。同関係者は「いい番号を準備してあげたい」と金額以外の待遇でも準備を続けている。

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