新庄ビッグボス 新人選手の意気込みに喝「甘い!1年間全員2軍」シックなスーツ姿で新入団選手発表会登場

[ 2021年12月5日 14:00 ]

<日本ハム新入団選手会見>新庄監督を中心にビックボスポーズで写真に納まる新入団選手達(前列左から5位の畔柳、3位の水野、1位の達、新庄監督、2位の有薗、4位の阪口、6位の長谷川、後列同、7位の松浦、8位の北山、育成1位の福島、育成2位の速水、育成3位の柳川、4位の阿部(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムは5日、北広島市内で新入団選手記者発表会見を行った。

 ビッグボスこと新庄剛志監督(49)は、茶色と黒のチェック柄のスーツに黒のワイシャツ、ゴールドのネクタイ姿で登場。登壇の際に社長の隣でビッグボスポーズして笑わせた。

 あいさつでは「17歳の時に阪神タイガースに入団させてもらって。入団会見で阪神ファンでしたかって言われて」と自身の阪神入団時を回想。「“いや…ファンとかなかったんですけど…あまりプロ野球自体好きじゃなかったです”って」と福岡弁を交えて笑いながら当時を振り返り「こんなぶっ飛んだ人間が監督になれると。自分が不思議で仕方ないです」と話して笑いを誘った。

 「きょうは選手たちに僕みたいなぶっ飛んだコメントがどれだけ聞けるか楽しみにしています。お父さん、お母さん、選手、おめでとうございます」と期待。

 ビッグボスへのぶっ飛びアピールを要望された新人選手らは緊張しながらも、「ビッグヒップ」「ビッグパピー」「自分の足はバネでできている」などキーワードを盛り込んで精一杯意気込みを示した。しかし、ビッグボスは「はっきり言って、アピールが甘い!1年間全員2軍ですね、これは」と喝。
 
 「会見でも言ったように、本当に一線なので。ここにいる選手が福岡ドームでプレーしているかもしれない。早く1軍に上がれたらいいなあじゃなくて、必ず俺が開幕戦のグラウンドでたつっていう強い気持ちを持ってないといけない。そのためにはつまらない練習を毎日積み重ねて、それが大きく花咲く。弱い自分に勝てるような毎日を過ごしてほしい」とエールをおくった。

 また「日本一の球場って言ってるけど、世界一の球場。そこは間違いないように」「ファンに愛される選手になりたい、じゃなくて、そのためには自分がファンを愛すことが一番大事。そのへんは頭に入れておいて」と助言した。

続きを表示

この記事のフォト

2021年12月5日のニュース