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Honda熊本 4点差大逆転で8強 山本卓が同点2ラン&4安打 守備のミスを「自分で取り返そうと」

[ 2021年12月5日 05:30 ]

第92回都市対抗野球2回戦   Honda熊本7-6伯和ビクトリーズ ( 2021年12月4日    東京D )

<Honda熊本・伯和ビクトリーズ>2回2死三塁、同点2点本塁打を放ち、チームメートに迎えられ笑顔のHonda熊本・山本卓(中央左)(撮影・木村 揚輔)
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 2回戦3試合が行われ、Honda熊本(大津町)、東邦ガス(名古屋市)、ENEOS(横浜市)が準々決勝に進んだ。Honda熊本は2回に山本卓弥外野手(24)の2ランなどで4点差を追い付き、4回に2犠飛で勝ち越し、伯和ビクトリーズ(東広島市)に7―6で競り勝った。

 ルーキーだった昨年の都市対抗では、デビューから2試合連続本塁打をマークした。迎えた2年目。同じ1番に座った山本卓は、1年間で成長した姿を見せた。

 初回に中堅への二塁打で出塁。4点を追う2回は2点差に追い上げた場面で右翼席へ同点2ランを放った。直前の右翼守備で打球に追いつきながら落球(記録は安打)するミスを犯しており「自分のミスは自分で取り返そうと思って入った。(都市対抗の本塁打は)何回打っても気持ちいい」と振り返った。4回には左前打、6回にも遊撃内野安打と4安打の固め打ちだ。

 昨年の都市対抗後から、ティー打撃やフリー打撃では変化球への対応を意識してバットを振った。「タイミングを外されてもヒットを打つ練習をやってきた」と、この日の安打は全て変化球を打ち返したものだった。

 1番打者として、心掛けていることがある。「どういう打球を打つかでチームが変わってくる。甘い球を逃さないこと。三振をしないこと」。1回戦では第1打席に空振り三振を喫してしまっただけに、この日の第1打席に懸ける思いは強かった。

 チームは4点差を逆転し、2年連続の8強入り。渡辺正健監督は「山本の同点ホームランで振り出しに戻せたのが大きかった」と称えた。02年の準優勝を超え、初の頂点へ。ヒーローインタビューを受けた山本卓は「決勝まで勝ち進みたい」と応援席に向かって宣言した。(川島 毅洋)

 ◇山本 卓弥(やまもと・たくや)1997年(平9)9月3日生まれ、宮崎県出身の24歳。大王谷中では日豊ボーイズに所属。神村学園では2年春、3年春に甲子園出場。亜大では1年春からリーグ戦に出場。20年にHonda熊本入り。趣味は釣り。1メートル83、86キロ。右投げ左打ち。

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