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大谷翔平 満票MVP 事前に“待ち侘びる感覚ではない”と語った理由とは

[ 2021年11月19日 09:02 ]

MVPを満票で受賞した大谷(MLBネットワークから)

 エンゼルスの大谷はいつだって想像を超えてくる。15日の日本記者クラブでの会見。大谷はこのオフの表彰ラッシュについて「待ちわびるとかそういう感覚ではない。切り替えてやっていきたい」と語っていた。

 この言葉を聞いたその瞬間は大谷らしい謙虚さだと感じたものだが、どうやらそうではないらしい。そもそも、日本記者クラブでの会見もMVP発表後に開催してもいいと思うが、大谷はそれをやんわりと断った。さらに、帰国後の大谷に会った関係者によれば、緊張している様子や、言葉通り楽しみにしている様子もなかったという。

 メジャーリーガー最高の栄誉とされるシーズンMVP。受賞会見で「すごくうれしい。支えてくれた皆さんに感謝します」と素直に喜んだが、当然のように現状に満足はしていない。特に今季は日本選手初の本塁打王が確実視されながら、終盤にゲレロ(ブルージェイズ)、ペレス(ロイヤルズ)に追い抜かれた悔しさは相当なものだろう。打者だけではない。投手としても15日の会見で「患部も含めてまだ本当に100%、120%というわけじゃない」と語った通り、自身は伸びしろしか感じていない。

 花巻東時代の同級生は口をそろえて「翔平はよくケガをしたけど、その度に復活ではなくて進化して戻ってきた」というが、今季がまさにそれだった。

 シーズン終了直後は体を休めることに専念し、10月30日に帰国。隔離期間中は自宅でトレーニングを重ね、14日から屋外での練習をスタートさせた。メジャー5年目を迎える2022年シーズンへ向け、大谷はもう動き出している。(MLB担当・柳原 直之)

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