エンゼルス大谷がMVP! 満票選出は日本人初 イチロー以来20年ぶりの快挙 「すごく嬉しい」

[ 2021年11月19日 08:47 ]

エンゼルス・大谷
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 大リーグ機構(MLB)は18日(日本時間19日)、今季のMVPを発表し、投打二刀流による歴史的な活躍をしたエンゼルスの大谷翔平投手(27)がア・リーグMVPに選ばれた。満票選出は15年のハーパー(当時ナショナルズ、現フィリーズ)以来、6年ぶり19人目の快挙となった。

 合計点は420点で次点に151点差をつけた。最終候補に選出されていたブルージェイズのゲレロJRは269点、同じくブルージェイズのセミエンは232点だった。

 日本選手では01年のイチロー(マリナーズ)以来、20年ぶり2人目の快挙。日本ハム時代の16年にパ・リーグMVPに選出されており、日米で選手最高の栄誉に輝いた。今オフの大谷は歴史的な活躍による受賞ラッシュで、MVP獲得により「8冠」となった。

 ナ・リーグのMVPにはフィリーズのブライス・ハーパー外野手(29)が1位票を30人中17人から集めて受賞。ナショナルズ時代の2015年以来、2度目の受賞となった。

 黒のジャケット姿でリモート中継で登場した大谷は「すごくうれしいですし。まずは投票してくれたBBWAA記者のみなさん、チームメイト、。監督、コーチ、あとはファンのみなさん、トレーナーと僕の手術をしてくれたお医者さんのみなさん、支えてくれた皆さんに感謝します」とコメント。

 今季最も印象に残ったこととして「オールスターはやっぱりすごい良い経験というか、本当にテレビで見ているような選手と一緒にやらせてもらった。それは凄く良い経験になりました」と振り返った。また、二刀流でMVPが獲れると思っていたかという質問には「獲りたいなともちろん思っていましたけど、もちろん日本で最初(二刀流を)やるってなったより、米国のときのほうが受け入れられる雰囲気があった。それは感謝している。アメリカ全体のそういうファンの人たちとかとかチームとか凄く感謝しています」と述べた。

 メジャー4年目の今季は投手で9勝2敗、防御率3・18、156奪三振。打者では打率・257、リーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁だった。48本塁打で本塁打王に輝いたゲレロ(ブルージェイズ)、45本塁打のセミエン(ブルージェイズからFA)とともに最終候補に残っていた。

 <記者30人が投票>大リーグの最優秀選手(MVP)は、リーグの各本拠地から選ばれた全米野球記者協会2人ずつ、計30人の会員の投票で、レギュラーシーズンの成績を基にア、ナ両リーグで選出する。投票は10人連記で1位は14点、2位は9点、3位以下は1点ずつ下がって10位は1点となり、合計点で決定。プレーオフ前が締め切りとなる。歴史的には(1)1911~14年、(2)22~29年、(3)31年以降に分かれ、(1)と(2)の間、(2)と(3)の間には存在しなかった。初年度の11年に球聖タイ・カッブ、23年にはベーブ・ルースが受賞した。(2)の時期にはア・リーグでは複数回の受賞が禁じられていたため、ルースは一度しか獲得していない。(3)から全米野球記者協会の投票で選ぶ方式となった。

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