阪神・佐藤輝 来季飛躍へ配球の勉強&打撃フォーム修正!個別データミーティングで弱点再確認

[ 2021年11月19日 05:30 ]

サングラスに西日を浴びながらロングティーで汗を流した佐藤輝(撮影・北條 貴史)
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 甲子園での秋季練習に参加中の阪神・佐藤輝明内野手(22)が18日、個別に実施される「データミーティング」で弱点を改めてあぶり出し、来季の飛躍に向け(1)配球の勉強(2)打撃フォームの修正――を中心に今オフは取り組んでいく姿勢をみせた。シーズン後半に顕著だった内角高めと外角低めを基本とした「対角線の攻め」に対し「答えは見えている」といい“振らない”怖さを身につける。

 午後からのロングティー打撃を終えると、佐藤輝はスコアラー室へ向かった。今回の秋季練習から公に始まった1日1選手のデータミーティング。示されたデータを基に、矢野監督、打撃コーチ陣とともに、あぶり出された“弱点”に素直に向き合った。

 「相違はないというか、答えは見えている。攻められるところは分かっているんで。監督、コーチ一人一人から意見をもらった。配球面だったりメカニックだったり。いろんな面で改善していこうと。しっかり振り返って来季につなげていこうと」

 球団新人最多となる24本塁打を放った一方で173三振を喫した。とりわけ、シーズン後半は内角高めを徹底して突かれ、最後は外角への変化球で仕留められる配球パターンに大苦戦した。ともに佐藤輝が苦手とするコースであることは数字を見ても明らかだった。

 基本的な攻めは変わらないが、そこに至る過程は打席ごとに、もちろん違う。頭で理解していても、思った球と違うものを間に挟まれたりするなどして、最後は打ち取られる。だからこそ、矢野監督からは「プロでやっていく上では配球を読む、考える、そういう部分もなしではいけない」と指摘された。

 あとは、どれだけ我慢できるか。指揮官からは捕手目線で「振る怖さは持っている。逆に、振るよねってところを振っちゃう。そこを我慢できるような配球の読みや自分を客観視して見られたら、振らない怖さというのが出てきて、自分のペースに持ち込める」と、シーズン中にも言及された「振らない怖さ」の必要性を再び説かれた。

 「答えはシンプルで…。そこ(振らないの)が難しいんですけど。配球を勉強するのも一つですし(打撃フォームにおける)メカニック的なことを変えるのも一つだと思う。それをこの冬に考えてやっていきたい」

 相手にさらなる威圧感を与えるスラッガーへ――。佐藤輝の2年目に向けた鍛錬は続く。(阪井 日向)

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