DeNA中井大介の有終安打に巨人ナインも万感 原監督「大介はまだまだ若い。健闘を祈る」

[ 2021年10月20日 23:10 ]

セ・リーグ   DeNA2―3巨人 ( 2021年10月20日    横浜 )

引退セレモニーで家族から花束を贈られた中井(撮影・島崎 忠彦)
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 DeNAの中井大介内野手(31)が、引退試合特例で1軍昇格し、7回先頭打席で代打で登場。1ボール1ストライクから畠の148キロ直球を見事に右前に弾き返した。古巣・巨人を相手に記念出場の意味合いもあったが、結果はガチンコの出塁。代走を告げられDeNAベンチの祝福受けると涙があふれた。

 巨人でも愛された中井。試合前には“後輩”の松原や今村、岸田からあいさつを受け、坂本とも談笑。巨人ベンチでは原監督と話し込んだ。試合直前には元同僚で同学年の菅野と、可愛がってくれた坂本から花束も受け取った。

 試合後のセレモニーでは横浜スタジアムに訪れたDeNAだけでなく、巨人ファンも、そして巨人ベンチにはかつての仲間が何人も残って中井の最後のユニホーム姿を目に焼き付けた。真っ暗に照明を落とし、スポットライトの中で再び中井の目に涙があふれた。プロ通算228安打。前日に引退登板した「平成の怪物」松坂大輔のように、何かを成し遂げたわけではない。それでも「沸き立つ闘志 みなぎる力」を解き放ち、皆に愛された背番号「0」を、ファンは決して忘れない。

 ▼巨人・原監督(中井の巨人入団時の指揮官)彼が18歳の時から見ていますけど非常に逆に横浜球団に感謝しますね。大介はまだまだ若いし、(引退後の)健闘を祈るというところですね。

 ◆中井 大介(なかい・だいすけ)1989年(平元)11月27日、三重県生まれの31歳。宇治山田商3年夏の甲子園では、初戦で佐賀北と延長15回引き分け再試合の末に敗退。07年高校ドラフト3位で巨人入り。18年に戦力外通告を受け、トライアウト受検を経てDeNAに入団。背番号は0。1メートル83、88キロ。右投げ右打ち。

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