阪神・ガンケル、これ以上ない極上ピッチ! 来日最長の7回2/3を4安打無失点「良い仕事できた」

[ 2021年10月20日 20:11 ]

セ・リーグ   阪神ーヤクルト ( 2021年10月20日    甲子園 )

<神・ヤ25> 7回、ピンチをしのぎガッツポーズを決める阪神の先発・ガンケル(撮影・大森 寛明)
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 絶対に負けられない試合で、阪神先発のガンケルが来日最長の7回2/3を4安打無失点とこれ以上ない仕事を果たした。

 コースを丁寧に付く持ち味の投球が冴えた。初回1死から青木に右前打を浴びるも、続く山田を投ゴロ併殺打に打ち取って波に乗ると、3回2死で迎えた塩見から、4回の青木、山田、村上と怖いヤクルト上位打線を4者連続三振。テンポよくアウトを積み重ねて味方の援護を待った。

 7回には1死から山田に右前打を浴びるも、続く村上に対してフルカウントから145キロでこの日3つ目の三振を奪い、スタートした山田も捕手・坂本が刺して併殺に。8回2死からサンタナに内野安打を浴びたところで首脳陣は岩崎への継投を決断した。

 ヤクルトに対しては今季この試合前まで5試合2勝0敗、防御率2・25。ただ、前回10日の対戦は3回2失点と早期降板に追い込まれていた。雪辱を期したマウンドで、無四球で長打すら許さず。10勝目こそならなかったが、今年一の投球をみせた右腕に甲子園からはねぎらいの拍手が送られた。ガンケルは「良い仕事できたね。0点に何とか抑えてゲームを作ることができたことがよかったよ。これからチームが点を取ってしっかり勝てるように応援するよ」とコメントした。

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2021年10月20日のニュース