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松坂の“兄貴分”石井貴氏、野球は抜群にうまいのに片付けは…

[ 2021年10月20日 05:30 ]

【西武・松坂大輔投手引退試合】パ・リーグ   西武2-6日本ハム ( 2021年10月19日    メットライフD )

04年に日本一。トロフィーを手に笑顔を見せる西武ライオンズの松坂(右)と石井貴
Photo By スポニチ

 【現楽天投手コーチ 石井貴氏(50)】思い出は数え切れない。西武で一緒にプレーしていた頃に引退の話になって、大輔は「余力を残してやめるのが理想」と言っていた。結局はボロボロになるまでやった。野球を愛する気持ちがここまでやらせたんだろう。

 甲子園の大スター。99年に西武に入団して初めて会ったけど、普通の好青年。礼儀正しくて人懐っこいのは今も変わらない。1年目のキャンプ。彼は宿舎から高知・春野のキャンプ地までの移動のバスの中で毎朝、日本経済新聞を読んでいた。感心したよ。「分かんの?」と聞いたこともある。真面目で勉強熱心。それは野球にも表れていた。とにかくいろんな球種に挑戦する。全てにおいて投手としてのスケールが違うのに、さらに研究する。間近で見ていて、その印象が凄く強い。

 そんな大輔だけど片付けは上手じゃなかったな。本拠地ではロッカーが隣でめちゃくちゃに散らかっていた。Tシャツとかが私の方になだれ込んできて「すみません!」と謝ってきた。整理ができなくて奥の方に何が入っているかも分からない。野球は抜群にうまいのに不思議だったね。

 故障も多かったけど素晴らしい野球人生だったと思う。ご苦労さん、だね。ここまで本当にいろんな経験をしてきた。これからは指導者として経験、知識を次の世代へと伝えていってほしい。 

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