松坂世代がありがとう 藤川球児氏「平成の怪物よ。永遠に」ソフトB・和田は「バトン重たい」

[ 2021年10月20日 05:30 ]

【西武・松坂大輔投手引退試合】パ・リーグ   西武2-6日本ハム ( 2021年10月19日    メットライフD )

「松坂世代」の一人、藤川球児氏
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 阪神、メジャーでプレーし「松坂世代」を代表する一人でもある藤川球児氏が自身のツイッターを更新。松坂の引退試合を前に「ずっと追いかけてきた背中が今日で最後…。アメリカまで追いかけた…。平成の怪物よ。昭和55年生まれの夢よ…。永遠に」と惜別メッセージを書き込んだ。松坂と同じ80年生まれで06、09年のWBCでも侍ジャパンで同僚で世界一に。松坂に続くように13年に自身もメジャー移籍した。

 現役では最後の松坂世代となったソフトバンク・和田は「大輔から受けたバトンは重たいですが、松坂世代の思いが詰まっている。恥じない姿でいられるよう燃え尽きるまで頑張りたいと思っています」と決意を込めた。この日の登板には「23年間その時々のチームを背負って投げ抜いてきた美学を感じた。やはり背番号18番が似合うなと思って見ていました」と語り、目に焼き付けていた。

 ▼西武・赤田打撃コーチ ついにこの日が来たか、という思い。彼は誰もが認めるスーパースター。入団した時からずっと一緒で、松坂世代と言われる我々に絶大な影響を与えてくれた。心から感謝したい。

 ▼巨人・村田野手総合コーチ 彼を追いかけてずっと野球をやってきたし、彼に憧れて野球を始めた子たちもいっぱいいると思う。歯がゆい時期が長かったと思いますけど、松坂大輔が凄かったということには変わりない。お疲れさま。

 ▼巨人・杉内投手コーチ 僕たち同学年を引っ張ってくれて感謝の気持ちでいっぱい。彼が居たからこそレベルアップできた。

 ▼ソフトバンク・平石打撃コーチ 最後の最後まで本当に苦しかったと思うけど、まずは心と体をいたわってほしい。松坂世代と言われることに関しては嫌がる人がいなかった。注目されて感謝している。

 【“世代”以外もお疲れさま】
 ▼西武・豊田投手コーチ 彼が入団した時の衝撃は今も忘れられない。今は自分はコーチになって、一日でも早くブルペンから送り出してあげたかったけど、それがかなわなくて残念。

 ▼西武・中村 自分が中3の時に横浜高校の全国制覇を見ていた。西武入団が決まって「あの松坂投手と同じチームだ!」と思った。自分が出始めの頃、守備などで迷惑をお掛けしてすみませんでした。

 ▼西武・栗山 できれば一緒にお立ち台に上がりたい、とずっと思っていた。かなわなかったのは残念。本当にお疲れさまでした。

 ▼西武・森 自分も松坂さんのように長くプレーできたら。ボールを受けさせてもらって本当に光栄。

 ▼西武・平良 僕が生まれた時に松坂さんはプロ入り。小学生の時は松坂さんモデルのグラブを使っていた。

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