ヤクルト・奥川 両親の前で今季5勝目!「ここでは負けない」中高で優勝した新潟で無四球&9K快投

[ 2021年8月15日 21:46 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―1DeNA ( 2021年8月15日    新潟 )

<D・ヤ>ヒーローインタビューを終えスタンドに向かって手を振る奥川(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルト先発・奥川が自身3連勝で今季5勝目を手にした。

 「(地元・石川から)両親が来ていた。何とか勝った姿を見せたかったので良かった」

 2回に先頭・宮崎に一発を浴びたが、変化球を多めに配した丁寧な投球。7回88球を投げて4安打1失点にまとめた。9奪三振は自己最多タイ。打者24人に対して3ボールになったのも1度だけの無四球で、これで3試合連続無四球と安定感は抜群だ。

 石川県出身。同じ北陸の新潟・ハードオフエコスタジアムでは過去に何度も登板している。「中学の決勝も覚えている。イメージはいい。負けなしを継続できるよう頑張りたい」。かほく市立宇ノ気中3年時には全国中学校軟式野球大会で優勝。決勝は7回1失点の好投だった。星稜でも2年秋の北信越大会でV。「ここでは負けないんだ、と自分でも思いながら投げていた」と笑顔で「不敗神話」を振り返った。

 後半戦の「開幕投手」を託された。前日が雨天中止でプロ初のスライド登板。高津監督は「素晴らしかった。文句のつけるところがない」と絶賛していた。

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2021年8月15日のニュース